2022年7月1日,ASUSTeK Computer(以下,ASUS)の日本法人であるASUS JAPANは,同社のゲーマー向け製品ブランド「
Republic of Gamers」(以下,ROG)と,アニメ「
エヴァンゲリオン」のコラボレーションによるゲーマー向けPCパーツなど計12製品を,7月15日に発売すると発表した。これに合わせて同社は,報道関係者向けの説明会を開催し,コラボモデルへのこだわりを説明したので,概要をレポートしよう。
エヴァコラボ製品で組み上げたPC
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エヴァンゲリオンコラボモデルは,既存のASUS製品をベースとして,エヴァンゲリオン初号機(以下,エヴァ初号機)や特務機関NERV(以下,NERV)をイメージしたデザインと本体カラーを採用したのが特徴だ。
製品ラインナップと税込のメーカー想定売価,発売時期は以下のとおり。
- ROG MAXIMUS Z690 HERO EVA Edition:Z690搭載マザーボード,2万760円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG STRIX GeForce 3080 EVA Edition:GeForce RTX 3080 12GBモデル搭載グラフィックスカード,21万4280円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG Ryujin II 360 EVA Edition AIO:3.5インチサイズのディスプレイを搭載した簡易液冷クーラー,5万8800円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG THOR 1000W Platinum II EVA Edition:容量1000Wの電源ユニット,6万980円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG Strix Helios EVA Edition:ミドルタワーPCケース,6万7380円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG Strix XG27AQM EVA Edition:27インチサイズ,解像度2560×1440ドット,垂直最大リフレッシュレート270Hzのゲーマー向け液晶ディスプレイ,価格未定,発売日未定
- ROG Delta S EVA Edition:USB接続型ワイヤードヘッドセット,3万3980円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG STRIX SCOPE RX EVA Edition:ワイヤードキーボード,2万980円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG KERIS Wireless EVA Edition:ワイヤレスマウス,1万2980円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG Scabbard II EVA Edition:マウスパッド,7980円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG Strix Arion EVA Edition:M.2 SSD対応の外付けSSDケース,1万780円,7月1日予約開始,7月15日発売
- ROG T-shirt EVA Edition:Tシャツ,価格未定,発売日未定
- ROG Sweater EVA Edition:スウェット,価格未定,発売日未定
ASUSによると,今回のコラボ製品で苦労したのは,マザーボードやグラフィックスカードといったエヴァ初号機デザインの製品だったという。エヴァ初号機のイメージカラーである紫色の金属感を表現するのが難しく,何度も試作を重ねたそうだ。
エヴァ初号機モチーフの製品(左),NERV施設モチーフの製品(右)をラインナップする
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とくに印象的な製品をピックアップして紹介したい。まずはマザーボードからだ。電源回路やチップセットのヒートシンク部分は,ASUSが苦労したという金属感のある紫色で,エヴァ初号機の装甲を再現している。CPUソケットの回りに,ATフィールドをモチーフとしたプリントを施しているのもポイントだ。
Z690搭載マザーボードのROG MAXIMUS Z690 HERO EVA Edition。CPUソケットのカバーや背面など,PCケースに組み込むと見えない部分にもこだわる
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I/Oパネル部分のヒートシンクには,LEDイルミネーションを搭載しており,通常のエヴァ初号機と暴走モードのエヴァ初号機が,10秒ほどで入れ替わりながら表示される仕組みとなっている。
通常モード(左)と暴走モード(右)
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グラフィックスカードで特徴的なのは,本体側面のLEDイルミネーションで,エヴァパイロットとエヴァンゲリオンとのシンクロ率を示すシンクログラフをデザイン的な要素として採用している。
GeForce RTX 3080 12GBモデル搭載グラフィックスカードのROG STRIX GeForce 3080 EVA Edition
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シンクログラフをイメージした側面のLEDイルミネーション
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ATフィールドとシンクログラブは,ほかの製品にも取り入れられているそうだ。たとえば,PCケースのガラスパネルや,ヘッドセットのイヤーパッドにもATフィールドが描かれている。
ミドルタワーPCケースのROG Strix Helios EVA Edition(左)。ケース内部はエヴァンゲリオンの格納庫をイメージしているそうだ。サイドのガラスパネル(右)にもATフィールドを描く
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ヘッドセットのイヤーパッドは,遮音性の高いものを採用しているそうで,「音を遮断する」ところが,ATフィールドに通ずるという細かなこだわりがうかがえよう。また,ヘッドセットのヘッドバンド部分にもシンクログラフが刻まれている。
ワイヤードヘッドセットのROG Delta S EVA Edition
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イヤーパッドの内側にもATフィールドをあしらう(左)。ヘッドバンドのスライダー部分にはシンクログラフがある(右)
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PCパーツのうち,簡易液冷CPUクーラーと電源ユニットはエヴァ初号機カラーではなく,NERVをイメージしたものだ。ASUSによると,これらの製品はPCを支える部分であるから,エヴァに指令を出すNERVの施設をモチーフに選んだという。
CPUクーラーは,液冷ブロック部分に3.5インチサイズのディスプレイを搭載しており,CPU温度やファンの回転数だけでなく,あらかじめ保存したアニメーションも表示可能だ。コラボ製品は,この表示部分のUIデザインやアニメーションも限定仕様なっている。
簡易液冷CPUクーラーのROG Ryujin II 360 EVA Edition AIO
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水冷ブロックの表示もコラボ製品ならではの仕様となっている
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一方,電源ユニットは,グラフィックスカードの補助電源用ケーブルが,エヴァンゲリオンに電源を供給するアンビリカルケーブルを模したデザインとなっている。ケースに組み込んでみると,赤と黒が並んだケーブルがとても目立つ。
電源ユニットのROG THOR 1000W Platinum II EVA Edition
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非常に目立つ補助電源用ケーブル
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エヴァンゲリオンは,2021年公開の「シン・エヴァンゲリオン劇場版」で完結したが,根強いファンの熱意は変わらない。PCまでもエヴァンゲリオンの世界にどっぷりと浸りたいという人にとってはマストバイなアイテムと言えそうだ。