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「ディビジョン」シリーズで知られるMassive Entertainmentが,「ジェームズ・キャメロン監督の映画『アバター』シリーズをゲーム化する」とアナウンスしたのは,2017年3月のこと。その後,E3 2021で2022年中のリリースがアナウンスされていたものの,それ以降は詳細が明らかにされず,今回の久々にして大がかりな発表となった。
[E3 2021]「Avatar: Frontiers of Pandora」が発表。PC,PS5,Xbox Series Xに向けて2022年に発売
Ubisoftは,本日(2021年6月13日)実施された「Ubisoft Forward」にて,新作「Avatar: Frontiers of Pandora」を,PC,PS5,Xbox Series Xに向けて2022年に発売するとアナウンスした。本作は,映画「アバター」と同じ世界観で展開されるゲームで,Snowdrop Engineを使って制作されている。
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そうしてRDAの基地内で成長していったナヴィの青少年たちだったが,オリジナル映画で描かれた2154年の大事件が勃発し,青少年らは生き延びる唯一の方法として,冷凍睡眠装置の中に逃れる。そして,そのまま15年が経過した2169年に目覚めた……というのがゲームのスターとポイントとなる。
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主人公は,ウェスタン・フロンティアに住む部族「Ara' Nanahe」(アラナナヘ)に接近するが,彼らは主人公のことをRDAのスパイであると認識しているのか,なかなか信用されないという設定になっている。ナヴィの伝統や習慣さえも知らない主人公は,彼らの仲間として受け入れられるよう努力しながら,TAP制度により自分の運命を変えたRDAを憎むようになり,森林破壊を行うRDAに立ち向かうことになるのだ。
“映画の中の世界に入り込む”という,ファンが持つ“アバター・ファンタジー”に主眼を置いたゲーム作品にしているとのこと。本作ではプレイヤーキャラクターを作成したうえで,“自分”が主人公になるという設定だ。やがては騎乗して大空を駆け回るための翼竜バンシー(イクラン)を手に入れ,ゲーム中でも自由に移動できるようになるという。
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人間とナヴィの世界を知るキャラクターであるために,主人公は強弓(ヘビーボウ)と,アサルトライフルの両方を背負っているのも大きな特徴だ。弓の静音性を利用してステルス行動をしたり,あるいは矢先に小型爆弾を装着してRDAの戦闘ヘリを射抜いたりといったプレイもできる。もちろん,ライフルやロケットランチャーなど殺傷力の高い人間兵器で急襲することも可能で,ライブデモではかなりアクション性の高いゲームであることが伝わってきた。
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「Avatar: Frontiers of Pandora」でも重要な要素となるのが,クラフティングやカスタマイジング機能だ。自分の武器やコスチュームはもちろん,バンシーの鞍や頭部の飾り,さらには料理を作ることもできるという。料理を作るためには,メロンツリーなどの映画にも出てきたような植物の実などを採取して,自分で食材を集めることになる。ただ,こうした食料採取については,“量より質”を重視したデザインになっているとのことだった。
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開発者インタビュー 〜 量より質を意味する,クラフティング要素の意義
「Avatar: Frontiers of Pandora」について,Massive Entertainmentのディレクターであるディーティ・ディーンフェルト(Ditte Deenfeldt)氏に,短い時間ながらもストーリーやクラフティング要素について質問をぶつけてみた。
4Gamer:
「Avatar: Frontiers of Pandora」はオープンワールド型のゲームになるとのことですが,マップはどのくらいの広さなのでしょうか。
ディーティ・ディーンフェルト(以下,ディーンフェルト)氏:
具体的なサイズについては言えないのですが,非常に大きなものになっています。なぜなら,本作ではバンシーに乗って旅をすることができますからね。ウェスタン・フロンティアは,それぞれが大きな3つのエリアで構成されており,環境や住んでいる民族も異なっているので,冒険をしていて変化に乏しいとは思わないでしょうね。
4Gamer:
そのウェスタン・フロンティアそのものが,映画シリーズには登場していない地域ですよね。
ディーンフェルト氏:
ええ,トレイラーを見た方なら分かると思いますが,今回紹介したメインとなる地域は,うっそうとしたジャングルで映画1作目のロケーションを彷彿とさせるはずです。これは,映画シリーズのファンにとって,やはり過去に見たような風景の中でプレイしてもらうのが最善であると考えたからです。
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4Gamer:
メインキャラクターは“自分”とのことですが,名前を付けたり,性別を選んだりできるのでしょうか。
ディーンフェルト氏:
いえ,本作では自分の名前を呼ばれることや,性別を示唆するような表現はないのです。でも,主人公の音声は男女複数の声優さんにやってもらっていますけどね。
4Gamer:
15年もの間,睡眠状態にあった主人公ですが,なぜそれだけの時間が必要だったのでしょうか。
ディーンフェルト氏:
それは,RDAがパンドラに侵攻したときに,主人公が睡眠装置の中に入ったからで,その次の侵攻が15年後だったということです。
4Gamer:
一緒に冷凍睡眠したほかのTAPの子供たちはどうなったのでしょうか。
ディーンフェルト氏:
それはゲームをプレイしていく中で分かることですね(笑)。
4Gamer:
TAPの子供たちが誘拐されて睡眠していた時間はそれほど長くもなく,彼らが誘拐されたことを知っているナヴィの人たちもいるはずだと思いますが。
ディーンフェルト氏:
それも現段階で話すことはできません。ごめんなさい(笑)。実際,質問してもらったことは,メインストーリーに部分的に関わってくる細かいことなので,プレイヤーの皆さんには,ナヴィでありながらナヴィとして育てられなかった主人公のストーリーをじっくり体験していただきたいです。
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4Gamer:
では話題を変えて,本作ではクラフティングや収穫が大きな要素になっています。“量より質”というと直感的には「アイテムを探すのにウロウロして時間が取られそう」という印象になるのですが。
ディーンフェルト氏:
“量より質”というクラフティングの説明については,必ずしも“見つけるのが難しい”ということではありません。プレイヤーは,ナヴィの能力を使ってアイテムをトラッキングし,必要なものを採取するというような仕組みになっています。それほど意味もなく,ゲームをよりチャレンジングなものにするためだけに,5個のコレと10個のアレを集めてナニを作る,みたいな安易なデザインにしがちですが,それは“パンドラの環境を大切にする”という,アバターのコンセプトと相反するものです。ナヴィの知覚力を磨いて,さまざまな手法で必要な物資をトラッキングできるなど,アイテム獲得については複数のシステムでサポートしています。
4Gamer:
料理をしたり,バンシーの飾りを作ったりできるとのことですが,こうしたアイテムを作るのにも材料の質は影響するのでしょうか。
ディーンフェルト氏:
そうですね。材料の質はアイテムをクラフティングする時のみではなく,料理にも影響します。ただ,これはミニゲームのような趣向ではなく,異なる材料を組み合わせてみるなど,トライ&エラーのような方式で,より良いものを作り出すというシステムなのです。そうした材料の中には,非常に貴重なものもあり,オープンワールドの世界での探索を楽しいものにしていると思います。もちろん,材料は自然界から得られるものだけでなく,さまざまな入手ルートが用意されることもありますよ。
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4Gamer:
最後の質問になりますが,「Avatar: Frontiers of Pandora」をプレイしてみるべき理由をあげるとしたらどのようなものでしょうか。
ディーンフェルト氏:
やはりパンドラに降り立つことができるということです。映画に負けないくらい美しい世界を作り上げたつもりですし,それがたとえナヴィという異星人のものであったとしても,皆さんが感情移入し,自分の居場所を見つけようと奔走し,この美しい星を守りたいと感じていただけたらと思います。
4Gamer:
ありがとうございました。
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「Avatar: Frontiers of Pandora」は発表から7年近い時を経て,いよいよ我々の目前でベールを脱ぎつつある。ストーリーやクラフティング要素だけでなく,Co-opモードにも対応しており,仲間とともに活動していくことも可能だ。バンシーの背中に乗って熱帯雨林や美しい海の上を飛び回れる日を楽しみに待とう。





























