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去る2026年4月30日に,日本を含めて10月6日にグローバルローンチされることがアナウンスされた本作は,Lucasfilm Gamesから正式ライセンスを受けたレーシングゲームとなる。
Fuse Gamesといえば,同社の創設者でありCEOを務めるマット・ウェブスター(Matt Webster)氏をはじめ,主要メンバーの多くはElectronic Arts傘下のCriterion Gamesで「バーンアウト」や「ニード・フォー・スピード」シリーズの開発を手掛け,「Star Wars: バトルフロント」シリーズのビークルや戦闘システムの開発に深くかかわっていたベテランメンバーからなるスタジオだ。
その経緯から,再スタートを切ったばかりの新スタジオながらも,Lucasfilm Gamesからの信任を勝ち取り,本作の開発に漕ぎつけたというわけだ。
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本作のストーリーは,映画「スター・ウォーズ エピソード6 / ジェダイの帰還」のあと,銀河系における帝国の支配が崩壊し,新共和国が再建へ向けて苦闘する時代の銀河辺境の無法地帯「アウター・リム・テリトリー(外縁星系)」が舞台となる。
プレイヤーが操作する謎のヘルメットの男「シェード(Shade)」は,ある日飛び入りで参加したレースで勝利したことにより,リーグ創設者の「ダライアス・パックス(Darius Pax)」から協力を求められる。
その協力とは,現在リーグを力で支配している凶悪な王者「ケスター・ブール(Kester Bool)」とその仲間たちを追い落とし,ダライアスがその支配権を再び取り戻すことだ。さらに,キャンペーン開始時点では明らかにされていない,シェード自身のブール一味に対する個人的な恨みも絡んでいる。
そこでシェードは,ダライアスから紹介された四本腕のチンパンジーのような有能なエンジニア「ヒビー(Hibi)」とタッグを組んで,アウターリムに点在する惑星を巡る高速レースでの賞金稼ぎに身を投じていくことになる。
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分岐するストーリー主導型のシングルプレイヤーキャンペーン
本作のシングルプレイヤーキャンペーンは,こうした賞金稼ぎとして成り上がり,レースを通して復讐していくというストーリーの体裁を保ちながらも,レースの合間にはいくつかの分岐点が設けられていることが大きな特徴だ。
Fuse Gamesが本作を「レーシングアドベンチャー」と呼んでいるのも,このローグライクなナラティブシステムによるものだ。
確認できたキャンペーンモードのレースサーキットは,「スター・ウォーズ エピソード7/フォースの覚醒」に登場した砂の惑星「ジャクー」から始まり,本作オリジナルのジャングルと火山の惑星「ランターナ」,「スター・ウォーズ エピソード5/帝国の逆襲」で知られる氷の惑星「ホス」を思わせる「アンドー・プライム」,そしてまだ詳しく紹介されておらず謎が多いものの,天体の輪にあたる部分に存在する「ダーヴェン・アコス(Derven Acos)」という惑星もしくは小惑星のアリーナなどがある。
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それぞれの惑星で4つのレースをこなしていくが,多い時で3つの分岐点から任意のレースに向かい,それらが再び合流していくようなイメージだ。つまり,どれを選んでもまったく異なるストーリー展開になっていくようなものではないが,何度もプレイすることですべてのストーリーをチェックしたり,レースコースをプレイしてみたりするという楽しみはあるだろう。
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用意されている操作可能なビークルタイプとして,ポッドレーサー(Podracer),ランドスピーダー(Landspeeder),スピーダーバイク(Speeder Bike)といったおなじみのリパルサークラフトに加え,本作で初登場となる新カテゴリーのスキムスピーダー(skimspeeder)の4つだ。
“リパルサー”とは,スター・ウォーズの世界観の中で知られる反重力エンジンのことだが,スキムスピーダーはこれを使ったビークルとは異なり,機体底部から特殊な磁気スケートのようなエネルギーを使って地上をホバーし,文字通り「滑走(スキム)」する独自の挙動を見せるリニアモーターのようなシステムで稼働する。
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今回のイベントでは1レース限定でスキムスピーダーを使ったプレイにも挑戦してみる機会があったが,圧倒的なトップスピードと横方向への鋭いスライド性能を誇り,急カーブでも減速せずにドリフト状態で駆け抜けることが可能だ。
ただし,そのアグレッシブな性能の代償として,急激な方向転換やライバルとの接触によって機体が損傷するだけでなく,エンジンの放熱ゲージが非常に上昇しやすくなる。コース上にある冷却ゾーンを巧みに利用しながら,オーバーヒート直前の限界領域を維持して走り続けるという,スリリングかつ奥深い操作技術が要求される仕様になっている。
それぞれのビークルで物理挙動やプレイスタイルが大きく異なり,レースに勝つごとに得られるパーツやアップグレードを組み合わせて,自分だけのビークルを組み立てるカスタマイズ要素は,レースの戦略性に大きく直結している。上位に入れなければ最初からやり直しとなる。そうしてビークルやコースの特徴を覚えながら,カスタマイズによって攻略していくわけだ。
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4種類のビークルを自由にカスタマイズしながら相手をテイクダウンせよ!
「スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー」のゲームプレイは,かつてウェブスター氏らが手がけた「バーンアウト」譲りの,極めてアグレッシブな高速アーケードレーサーに仕上がっていた。
リパルサークラフト同士が激しく火花を散らす戦闘的な要素が盛り込まれており,真横から敵を壁に叩きつける「Slam」,後方から小突いて姿勢を崩させる「Shunt」,そしてライバルを完全に大破させて戦線離脱に追い込む「Takedown」といった激しいアクションが,時速数百キロの超高速域で目まぐるしく展開する。
もちろん,それはプレイヤー側にも適用されるので,レース中に相手から体当たりやテイクダウンを受けたり,何度かコースを外れて大破したりして機体の限界を超えると,そのツアーは途中でリタイアとなってしまう。
上記したようにリタイアすると最初からやり直しになるが,それまでの挑戦で獲得した特定のパークやアンロック要素は次の周回へ引き継がれる仕組みなので前回失敗したコースも乗り越えやすくなり,プレイヤーはローグライクなランベース構造の攻略を進めていく。
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今回はチュートリアルを含めて45分ほどのプレイで1機分のカスタマイズしか試せなかったものの,こうしてカスタマイズしたビークルはロードアウトとして登録しておくことも可能なので,新しいレースのたびに交換してコースに適したビークルで攻略していくこともできそうだ。
それぞれのコースやグランドスタンドの建築デザインは,実在するF1サーキット(アブダビのヤス・マリーナ,クアラルンプールのセパン,メキシコシティのエルマノス・ロドリゲスなど)からインスピレーションを得て構築されており,Unreal Engine 5によって生み出された壮大な映画的景観と高低差のあるコース設計,そしてリアルなモータースポーツの熱狂が融合した,非常に見応えのある仕上がりになっている。
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本作には,今回紹介されたストーリー主導のキャンペーンモードのほか,タイムトライアルが楽しめるアーケードモード,さらにはクロスプラットフォームにも対応した最大12人でのオンライン対戦が可能なPvPマルチプレイヤーモードも搭載されている。アーケードやマルチプレイヤーでは,最初からポッドレーサーに特化した専用イベントも用意されているとのことで,映画さながらのデッドヒートが楽しめそうだ。
そんな「スター・ウォーズ:ギャラクティック・レーサー」については,デジタル版はスタンダード版に加えて,3つの限定機体やデジタルアートブックなどが入手できるデラックス版も販売予定であることも明らかになっている。シーズンパスモデルは採用しないと明言されており,純粋なプレイヤーのスキルと戦略が試される作品となりそうだ。
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数々の名作レースゲームを送り出してきたベテランたちが,スター・ウォーズの世界という新しい舞台でどのようなスピードの熱狂を見せてくれるのか。10月6日の発売に向けて,世界中のレースゲームファンおよびスター・ウォーズファンの双方から注目を集めそうだ。



































