東京ゲームショウ2026の会場で,Yoshio Gamesが開発する
「脱毛サロンシミュレーター」を試遊した。2026年11月に発売予定のPC向け経営シミュレーションゲームで,プレイヤーは男性向けの脱毛サロンを営む。男性客のヒゲやワキに顔を近づけて毛を処理する,なかなかインパクトの強い作品だ。
まずは受付に来た客の注文を聞き,希望する部位や肌の状態,痛みへの耐性を確かめる。麻酔クリームやサービスチケットといった追加商品を勧めることもできるが,
客には予算がある。その範囲で何を提案するかを考えるのも,接客のうちだ。
最初の注文はヒゲの脱毛だった。客がベッドに横になったら顔にズームし,シェーバーを当ててボタンを長押しする。一気に剃れてすっきりするかと思いきや,毛はなかなか短くならない。よく見ると,道具の名は
「サビたシェーバー」。口元やアゴに残ったヒゲを探しながら,何度も刃を当て直した。
毛をひととおり短くしたところで,レーザーに持ち替える。こちらはクリックして照射する方式だ。口元からアゴへと狙いを移し,残った毛を焼いていく。
ただし,レーザーで毛を処理する間は,
客の痛みにも気を配らなくてはならない。痛みの度合いはゲージで確認でき,受付で提案できる
「麻酔クリーム」には,その上昇を抑える効果がある。脱毛を終えた肌には炎症止めのジェルを塗り,ケアまで済ませて一連の施術が完了する。
施術のあとはレジで会計へ。ここでもキャンディなどの追加商品を勧めることができる。
キャンディにはレビュー評価を上げる効果があり,売り上げだけでなく店の評判も考えて商品を選ぶあたりに,サロン経営らしさを感じた。
次に担当した客が希望したのは,両ワキの脱毛だった。片側の処理を終えたら,ベッドの反対側へ回り込み,もう片方のワキも同じ手順で施術していく。
こうした手間のかかる施術をぐっと楽にしてくれるのが,
「ツヨツヨレーザー」だ。通常のレーザーとは違ってボタンを押し続けて照射でき,先にシェーバーで剃る必要もない。最初の道具で剃り残しに苦戦したぶん,手早く毛を処理できるのは気持ち良かった。ゲームを進めるにつれ,こうした便利な道具が少しずつアンロックされていくのだろう。
製品版では,タトゥーに注意しながらの施術,さらに強力なレーザー,スタッフを雇って店の効率を上げる仕組みなども用意されるという。道具を使いこなす楽しさに加え,設備や人員を充実させながら,自分のサロンを育てていく面白さにも期待したい。