直近でも新規発表が重なっていた同社だが,TGS発表となった目玉は,ホロライブ×エンターグラムの最新作「コヨリニウム」だ。
![]() |
![]() |
「コヨリニウム」は,ホロライブ所属のVTuber「博衣こより」さんが主演および監修を務める,ノベルゲームになるという。
ゲーム内容は公開中のティザーサイトでも明かされていないが,会場では大型キービジュアルや直筆サイン入りスタンディが展示され,博衣こよりさんによるメッセージ動画も放映されていた。
![]() |
![]() |
このほかのタイトルで,最も直近に発表されていたのが,こちらもVTuber題材の新作「あじゅ〜るメモリア」だ。
本作は,すぺしゃりて所属のVTuber「本阿弥あずさ」さんが主演&監修を務める作品で,ゲームセンター“アジュール”を舞台に,何事にも一所懸命だけどドジなお姉さんとの交流を楽しめるという。
![]() |
続くラインナップは,以下のとおり。
■「制服カノジョ3」(2026年9月10日発売済み)
シリーズ3作目はカノジョが8人
■「君色パトラIF」(2026年11月26日発売)
VTuber周防パトラさんとの恋愛ADV
■「ダンジョンアーティファクト」(2026年12月24日発売)
ローグライクデッキ構築型ゲーム
■「ARIA BLUE」(2027年1月28日発売)
失った夏を取り戻す青春ファンタジーADV
■「VIRTUAL ENCORE」(2027年発売予定)
VTuberと中の人たちと,6日間の物語
■「センチメンタルグラフティ リメイク」(未定)
6月に制作発表されたリメイク版
もはや怒涛の攻勢である。エンターグラムはここ数年,VTuber題材のADVを次々と送り出してきたわけだが,それにしたって抱えている新作の数がものすごい。会場外周の大手メーカーばりだ。
![]() |
![]() |
![]() |
同ブースの配布物は,各種タイトルのクリアファイル,ポストカード,ステッカー,缶バッジ,ラミネートカードなどだ。なかには写真撮影などの条件付きもあるが,ここだけでお土産がどっさりである。
またブース内イベントとして,9月19日に明智璃子さんの名物番組「明智会議 TGS2026出張版」。9月20日に「センチメンタルグラフティリメイク TGS2026スペシャルステージ」。9月21日に「VIRTUAL ENCORE×ARIABLUE 〜柊優花が演じる、ふたつの物語〜」を実施する。
セングラについては,1864件の応募があったヒロイン声優オーディションの結果と,今後の展開について発表していくとしている。
![]() |
会場ではちょうど,本阿弥あずささんのママ(※)「りいちゅ」氏と,「あじゅ〜るメモリア」のプロデューサーに話を聞くことができた。
※VTuber界隈においては「ママ」=「キャラクターデザイナー」
りいちゅ氏は本阿弥あずささんの生みの親であり,同作でもキャラクターデザインやイラスト全般で協力しているとのこと。
通常,VTuberのママが多方面の展開もすべて担当する例は少ないという。ただ,今回は本阿弥あずささんが「(ゲームでのデザインも)りいちゅさんだったら」と全幅の信頼を置いていたことから,エンターグラムもまた,りいちゅ氏に協力を仰ぐ運びになったらしい。
りいちゅ氏もまた,「本人らしさが出るのが一番だと思うので,普段から彼女と関わりがある私だからこその“らしさ”を引き出せるよう,がんばってます」と語る。とくにゲームではイラスト差分が豊富なことから,本阿弥あずささんの普段は見られない表情を盛り込んだそうだ。
![]() |
もう片方,プロデューサーには長らく気になっていたことを尋ねた。同社のVTuber題材のゲームではよく“主演&監修”と表記されてきた。
主演は分かる。タイトル名やパッケージからして主役だから。しかし,監修とはどのレベルの話なのか。それを聞いてみたところ。
「もうイラストからなにから,すべてがご本人さまのやりたい方向に向かえているのかを,お互いで確認しながら一緒に作っています」
とのこと。これは企画時点も同じらしく,どういう世界観の舞台で,どのような物語にするのかも演者に委ねてきたという。そこから肉付けしていくターンではケースバイケースになるようだが,監修というのは制作物に対してではなく,“すべて”に対してのようであった。
結果,そもそも打診時からして「一緒にゲーム作りませんか」くらいの温度感であり,相手からなにが出てくるのかを受け止めるのがスタートになる。仕事としてはゾッとする話だが,これまでの苦労については「苦労はとくになかったです,いや,あったかもです」だそうだ。
現状,VTuber業界ではガイドラインで二次創作を許可している事務所もあり,それによりコラボゲームの制作が盛んになってきた。
それでも,ゲームメーカー主導で,かつミニマムなインディーゲームではない,VTuberものの恋愛寄りADVとなると,今のところはエンターグラムの独壇場だ。最近は上記のように余白多めな企画を提案しても,「エンターグラムさんなら」と快諾してくれる例も増えているらしい。
「私としての一番は,VTuberさんに喜んでもらえるゲームを作りたいっていうところです。今はほかの会社さんもいろいろやっていますし,今後も増えるかなと思うのですが。VTuberさんのゲームなら一番の会社,って思ってもらえるよう,今後もがんばっていきたいです」
![]() |
星の数を数えてたらVTuberの数だった,くらいに言われていた勢いも落ち着きを見せている昨今だが,エンターグラムが企画化できる題材の前には,IPの枯渇にあえぐメディアミックス産業と比べて,なんて悠々と青い海が広がっていることか。この猛進は,しばらく止まらなそう。

















![画像ギャラリー No.004のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/004.jpg)
![画像ギャラリー No.001のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/001.jpg)
![画像ギャラリー No.002のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/002.jpg)
![画像ギャラリー No.003のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/003.jpg)
![画像ギャラリー No.005のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/005.jpg)
![画像ギャラリー No.006のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/006.jpg)
![画像ギャラリー No.007のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/007.jpg)
![画像ギャラリー No.008のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/008.jpg)
![画像ギャラリー No.009のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/009.jpg)
![画像ギャラリー No.010のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/010.jpg)
![画像ギャラリー No.011のサムネイル画像 / ホロライブ“博衣こより”さん主演の新作「コヨリニウム」が発表された,エンターグラムのブースを見た[TGS2026]](/games/044/G104428/20260918065/TN/011.jpg)